歯科衛生士の麻酔実施について

こんにちは。院長 西です。

冴えわたった冬晴れの日が続きますが、
お正月はいかがお過ごしでしたか。

まだまだ寒い日が続くので、
体調には気をつけていきましょう。

さて、少し前の話になりますが、
12月11日に広島へ行ってきました。

臨床歯科麻酔管理指導医
認定講習・認定試験を受けるためです。

今回、管理指導医の認定を受けたのは
理由があります。

今後、歯科医師だけでなく、
歯科衛生士も麻酔できるようにするためです。

局所麻酔について、
歯科衛生士が実施することは法的に問題ありません。

ただし、実施にあたり以下の条件が設定されています。

・歯科麻酔認定衛生士などの認定を受けていること
・治療の指示をする歯科医師も、
歯科麻酔管理指導医の認定を受けていること

当院の歯科衛生士はすでに認定を受けており、
今回院長である私が管理指導医の認定を受けました。

そのため今後当院では、
同意を得られた患者さんに、歯科衛生士が
麻酔をさせていただく場合があります。

※同意なく衛生士が麻酔をすることは
ありませんので、ご安心ください。

 

試験会場が広島ということで、
帰りに名物の広島風お好み焼きを食べました。

今年1年もおいしいものを
たくさん食べて、健康に過ごしたいです。

 

【当院からのお知らせ】
昨今の値上がりラッシュもあり、
12月より自由診療の料金について
価格改定をいたしました。

また、これまで試験的に施術しておりました、
自由診療による、神経温存療法、
根管治療、歯周再生外科について
診療を開始しました。

コストや手法に大きな制限がある
健康保険を適用した治療より、
高度・高精度な治療を行い、
歯を残す成績に差がある、
治療期間が短縮するなどのメリットがあります。

 

 

 

西歯科クリニック
〒619-0218
京都府木津川市城山台1-14-1
TEL:0774-73-6767
URL:https://nishi-dc.net/
Googleマップ:https://g.page/r/Cc3Hg9g0lXoXEAE?gm 

つめもの・かぶせものが取れたら「絶対に気をつけてほしいこと」

 

あけましておめでとうございます。院長の西です。
お正月といえば、お雑煮お汁粉、
いそべ焼き
など、お餅を食べる機会が増える時期。
せっかくなので
さまざまな食べ方でお餅を堪能したいですよね。

 

ところで皆さんは、
そんなお餅のような
「粘着性の高いもの」を食べた際に、
つめものやかぶせものが
取れてしまった経験
はありませんか?

 

今回は、
つめもの・かぶせものが取れたときの
正しい対処法についてご説明いたします。

 

 

 

 

◆瞬間接着剤で付けていいの?

 

むし歯になった歯は、
削ったり神経を抜いたりした後、
その部分を「つめもの」や
「かぶせもの」で補います。

 

 

このとき、
「歯科用セメント」などの専用の接着剤を使って
つめもの・かぶせものを固定しますが、
永久的に取れないという保証はありません。

 

接着剤が劣化すれば、
外れることもあります。

 

しかし、取れてしまっても、
一般の接着剤などを使って
ご自身で付けようとするのは
絶対に避けてください。

 

 

歯科用ではない接着剤には
人体にとって有害な物質も含まれているため、
歯に用いるのはとても危険です。

 

また、ズレて付いてしまうと、
うまく噛めなくなってしまう
ほか、
歯科医院でもきれいに外せなくなり、
外す際に歯を大幅に削ることになる場合も。

 

 

 

つめもの・かぶせものも
作り直さなくてはいけなくなるため、
時間も費用も
必要以上にかかってしまいます。

 

 

 

 

◆取れたまま放置するとどうなる?

 

つめもの・かぶせものには、
「むし歯から歯を守る」という
大事な役割があるため、
外れたまま放置するのも危険です。

 

治療後の歯は、健康な歯よりも
「弱い部分」が露出してしまいますが、
それを守っているのが、
つめものとかぶせものです。

 

さらに、
プラークや食べかすが溜まりやすくなり
むし歯のリスクが格段に高くなってしまいます。

 

 

 

 

 

◆取れたらどうすればいい?

 

取れてしまった「つめもの」「かぶせもの」は、
捨てずにご持参いただければ、
再び取り付けられることもあります。

 

歯に関する異常はご自身で判断せず、
ぜひ私たち歯科医院にご相談ください。

 

 

また、つめものやかぶせものは
永遠に使えるものではありません。

 

どんなに高い精度で製作しても、
時間とともに劣化してしまう可能性があります。

 

その際に生じた隙間から
新たなむし歯ができてしまうこともあるので、
「治療したから安心」ではなく、
治療した箇所ほど
「しっかりしたケア」を心がけましょう。

 

 

 

しかし、お口の不具合は
ご自身では気づけないことも多い
ため
普段から定期検診を受け、
つめもの・かぶせものの状態を
しっかりチェックする
ことも忘れずに!

 

 

 

 

西歯科クリニック
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