墓参り

医院もお盆休みに入り、開業直後で忙しく昨年行けなかった墓参りに行ってきました。 ずっと胸にひっかかっていたものがとれたような気分です。

17日の花火大会の準備が着々と進められていました。 最後に見たのは10年くらい前になるのでしょうか。

休みの時でないとできない仕事に手を付けていこうと思います。

10月より土曜日の診療時間を変更いたします。

10月より、土曜日の診察時間を変更させていただきます。

 

9月30日まで  9:30~13:00  15:00~18:30

 10月7日より  9:00~13:00  14:30~17:30

とさせていただます。

 

昨今、どの業種でも雇用確保が困難になりつつあることが問題視されておりますが、歯科業界も例外ではありません。

今後の雇用確保と維持のさらなる困難化を見据え、従業員にとっても労働時間のみならず、職場環境全般において働き易い職場整備が急務であること。また雇用主の義務でもあることから、まずは土曜日の診療時間を変更させていただくことといたしました。

ご不便をおかけいたしますが、事情をご賢察いただき、ご了承のほどよろしくお願いいたします。

 

西歯科クリニック

よくわからない痛みについて

木津川市城山台 西歯科クリニック 院長の西です。

先日、横浜に日本顎関節学会総会(日本顔面痛学会併催)に参加してきました。

上下歯列接触癖の発見から、基本対症療法であった顎関節症治療が、原因に対するアプローチができる場合がありますが、習癖の改善が必要なため、なかなか難しいところです。 顎関節症は顎顔面痛や頭痛との鑑別診断が非常に重要なこともあり、ここ近年は顔面痛学会と併催することが多く、顎関節疾患の診断の勉強にもなり、併催されるのは一石二鳥という感じです。

 

開業し1年以上経ちましたが、ある時期を境に、「よくわからない口腔や周囲の痛み」や「治療後(自院、他院関係なく)から続くなかなか消えない痛み」を訴えて来院される方が少し増えたような気がしておりましたが、先日、患者さんと話しをするとある評判サイトを見たという方がおられ、なんのこっちゃと見てみると、確かにありました。

簡単に言うと、痛みがあり何軒か医院を受診するも痛みが取れず、当院で治療したらよくなったという内容でした。内容から、どなたが書かれたものかすぐわかるのですが・・・ ご評価いただくのはありがたいことです。

 

口腔顔面痛はなかなか原因が特定できないことも多く、強い痛みの場合は日常生活にも支障がでる場合もあり、大変辛いものです。しかも、なかなか専門に診察する医療機関が少ないことも事実で、今の所近隣での専門医療機関の所在は聞いたことがありません。

 

顎関節疾患の診断をしていた関係上、多少は知識はあると思っておりますし、実際受診された方の中にも何人か痛みの消失や寛解が見られた方もおられますが、なかなか難しいところでもあります。

そこで、口腔顔面痛で当院へ受診される場合、以下の項目へのご理解とご協力をいただけますと幸いです。

1.院長は、日本顎関節学会の専門医ですが、口腔顔面痛の専門医ではありません。機会があれば勉強はしておりますが、顎関節疾患の鑑別上、顔面痛や頭痛の知識が必要となるためであり、平均的な歯科医師の知識より多少詳しい程度とお考えください。

2.当院は一般歯科開業医であり、口腔顔面痛を詳しく検査・治療をする機器・器具はあまりありません。

3.2.の通り、当院では、基本問診による診察となります。

4.問診や説明、検査などで時間がかかることも多く、忙しい時間の診察はお受けできかねる場合があります。 また、受診される際は、どのような痛みがどこに、いつごろから起っているのか。何かをすると痛みがでるのか、痛み止めは効くのか、出る場合は前後の行動など、できる限りあらかじめ簡潔にまとめていただくと幸いです。(特にストレスや不安は大きな痛みの増悪因子です)

5.「**が悪いから痛みが続くんだ」や「この歯が痛いんだ」というような固執やとらわれは、診断や治療が困難になるだけでなく、さらなる症状の増悪に繋がる場合もあります。原因が特定しづらい痛みは、そもそも歯の痛みでないことも多くあります。とりあえずは一旦脇に置いておいて受診してください。

6.問診からある程度絞り込めることもありますが、当然困難なこともあります。困難なことの方が多いくらいとお考えください。顔面痛に限らず、痛みの診断はかなり難しいものです。 当院での診断が難しい場合は、専門医療機関をご紹介しますので、転院をお願いします。

7.診断がついた場合、当院で治療や治療継続ができる場合は見させていただきますが、顔面痛治療に使用する薬剤は、副作用の管理などが難しいものや、そもそも歯科で出すこと自体があまりふさわしくないという薬剤も多くあります。また、寛解しても後に増悪する場合などもございます。 その場合も専門医療機関をご紹介いたしますので、そちらへの受診をお願いいたします。

 

以上、ご理解とご協力お願いいたします。