口腔内スキャナと2台目のマイクロスコープを導入しました

こんにちは。院長の西です。
早いもので、1年の半分が経ちましたね。
この半年間、多くの方々にご来院いただき、
その分たくさんの笑顔に触れることができました。
本当にありがとうございます。

1年の後半も皆さまの歯の健康を守るため、
スタッフ一同、精いっぱい努めてまいります。

さて、皆さまにより良い医療を提供するための一環として
当院では随時新しい医療機器も導入しています。

先日は光学機器で有名な
ドイツ・カールツァイス製の
マイクロスコープ(歯科用手術用顕微鏡
2台目を導入しました。

昨年1台導入したのですが、
根管治療自由診療による精密歯科治療での
活用機会が増えているため、
1台体制では不足を感じ、2台目を導入しました。

これでより多くの患者さまに対応することが可能です。

さらに口腔内スキャナ(デンツプライ・プライムスキャン)
も導入しました。

この機械でお口の中を撮影すると、
お口のデータを3D画像で確認できます。
今後のデジタル歯科時代に対応するために重要な機器です。

このスキャナは、他社のスキャナよりも高精度のため、
当院の自由診療による精密歯科治療にも
活用できると期待しています。

また、アライナー矯正という、
透明なマウスピース型の矯正歯科治療「シュアスマイル」にも使用します。
スキャナで読み取った口腔内の情報から
コンピューターでシミュレーションを行い
マウスピースを作成 していきます。

とはいえ、当院で施術している審美治療の
BTAテクニックやBOPTコンセプト などでは、
口腔内スキャナでの対応がまだ難しいですし、
しばらくは習熟移行期間であることから、
当面はこれまで行っていた、
粘土ようなものやシリコンゴムを使った型取りを
併用していく予定です。

また、健康保険では
口腔内スキャナを使用した技工物の作成は
まだ許可されておらず、
医療費を抑えたい方のためにも
従来の粘土のようなものでの型取りは必要と考えています。

これからも当院では、
最新の医療機器の導入で進化を続けながら、
患者さまお一人お一人のお口の状態や、
ご希望に合わせた最適な治療を
ご提案していきたいと思います。

お口のトラブルやお悩みは、
どうぞお気軽にご相談ください。

 

西歯科クリニック
〒619-0218
京都府木津川市城山台1-14-1
TEL:0774-73-6767
URL:https://nishi-dc.net/
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油断大敵!磨きすぎ?「くさび状欠損」とは

 

こんにちは。院長の西です。
季節柄どうしても雨模様が続き、
お出かけもしにくいこの時期は、
心も身体も滅入ってしまいがちです。

 

そのようなときこそ、
ストレッチエクササイズで身体を動かし、
読書音楽鑑賞などで気分をリラックスさせ、
心身ともに健康を保つことが重要です。

 

それに加え、6月4日から10日は、
『歯と口の健康週間』でもありますので、
ぜひ「お口の健康」にも気を配ってみてくださいね。

 

さて、そんな「お口の健康」のために
欠かせないことといえば、毎日の歯みがき。

 

しかし、「薬も過ぎれば毒となる」とあるように、
歯みがきもあまり頑張りすぎると、
思わぬトラブルを招くことがあります。

 

 

 

 

◆これってむし歯?
歯がしみるのは「くさび状欠損」かも!

 

毎日きちんと歯を磨いているにもかかわらず、
「冷たいものが歯にしみる」
「歯ブラシを当てると痛い」
と、感じたことはありませんか?

 

その要因のひとつとして考えられるのが、
『くさび状欠損』です。

 

 

皆さんは「くさび」というものをご存じでしょうか?
建築などで用いられる
「V字型の部品」のことなのですが、
それにたとえて、
「くさびが打ち込まれたように
歯と歯ぐきの境目が欠損している状態」のことを、
『くさび状欠損』といいます。

 

 

 

歯の根元を触った際に段差を感じる場合、
くさび状欠損の可能性は高くなります。

 

違和感こそあるものの、
初めのうちは「痛み」や「しみる」といった
自覚症状がないため、
気づかずにそのまま放置してしまうことも
少なくありません。

 

症状が進行すると、
「冷たいものが歯にしみる」
「歯ブラシを当てると痛い」
といった症状が表れるほか、
プラークが溜まって
むし歯や歯周病になるリスクが上がります。

 

 

 

 

◆歯みがきには「いい加減」が大切

 

くさび状欠損が生じる原因として
意外と多いのが「過度なブラッシング」、
つまり、「歯の磨きすぎ」です。

 

たとえば、
・力を入れて歯をゴシゴシ磨いてしまう
・しっかり磨けるように硬い歯ブラシを使っている
・1日に何回も歯を磨く
など、特に「歯みがきに熱心な方」ほど、
その傾向に陥りやすいです。

 

 

また、「歯ぎしり」や「食いしばり」などによって、
強い負荷が加わり続けると、
その力が根元に集中して、
歯の表面に細かなヒビが入り、
くさび状欠損が生じてしまうこともあります。

 

 

 

 

 

◆くさび状欠損が大きくなる前に!
早めに受診を

 

くさび状欠損は、
歯科用の樹脂を詰めることで、
しみるのを軽減させつつ、
見た目も綺麗にすることができます。

 

 

 

しかし、ブラッシングや歯ぎしりなど、
原因となる日々の習慣を解決しない限り、
せっかく樹脂を詰めてもすぐに剥がれ落ち、
くさび状欠損が更に大きくなるばかりです。

 

そのためにも、まずは
「ブラッシング法や歯ブラシの選び方を見直す」
「歯ぎしり用マウスピースを着用する」など、
原因に対するアプローチが重要です。

 

 

歯科医院では、皆さまの症状に合わせた、
最適なアドバイスをすることができます。

 

原因や対処法についてのご相談など、
いつでもお待ちしておりますので、
症状が悪化する前に、
早めの受診を心がけてくださいね!

 

 

 

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