木津川市城山台 西歯科クリニック 院長の西です。
9月15日よりお休みをいただき、富山で開催された、国際歯科審美学会/日本歯科審美学会 学術大会に参加し、発表をしてまいりました。
以前、ブログでも紹介しました、BTAテクニック関連の発表です。
今回、BTAテクニック研究会のメンバーで英語発表3題、日本語発表を6題(1題は私が主著者のもの)を行い、来年はBTAテクニックの開発者で研究会の会長でもある、赤坂フォーラムデンタルクリニック院長の、坪田健嗣先生が、アメリカ歯科審美学会(アメリカで最も大きな審美歯科関係の学会)に、日本歯科審美学会を代表してゲストスピーカーとしてBTAテクニックについて招聘講演をされることが決定し、BTAテクニックも世界的に認知が拡大されていっています。(日本よりもむしろ海外の先生の方が興味をもたれている先生が多いかも!?)
BTAテクニックは従来の補綴法では歯肉の手術などが必要だった歯肉のラインを整えることが必要な場合でも、簡易な手術のみで比較的短時間に歯肉ラインを綺麗に整えることができ、また、歯肉の健康の維持もしやすくなるという従来の補綴方法とは全く異なるテクニックです。
歯と歯ぐきのラインが揃っていない場合や、内側に転位した歯を補綴的に歯列を揃える場合などに特に有効で、他にも歯肉縁下(歯茎の下まで及んだ)に至る虫歯や破折した歯、大臼歯の歯根の分岐部が露出した歯など、通常の補綴方法では予後不良であった症例にも有効な場合があります。
しかし、まだ施術できる医院は少なく、関東にいくつかある他は、西日本においては片手で数える程度しかありません。 当院では施術可能ですので、ご相談ください。
(BTAテクニックの詳しい内容につきましては、後日、ホームページに記載する予定です)