歯肉が下がりにくく、歯肉の形態をもコントロールする、B.O.P.T.テクニック アドバンスドコースを受講しました。

 B.O.P.T. JAPAN アドバンスドコース受講しました。

 ベーシックコースに続き、当院の義歯関係以外の技工物のほとんどを作製いただいているデンタルテクニシャン(歯科技工士)さんとともに、東京築地の鈴木歯科にて受講して参りました。

実習漬けの2日間でした。

 コース終了を受けまして、当院でも本格的にB.O.P.T.テクニックによる補綴物、修復治療を開始いたします。

 当院にて行っているBTAテクニックと同様、補綴物(かぶせ物)で歯肉の形態をコントロールするという従来の補綴歯科治療の概念からさらに進化した、イタリア発の補綴テクニックです。 BTAテクニック、BOPTテクニックとも、従来の補綴方法の概念から抜け出さないと理解が難しいテクニックと言われています。

 BTAテクニックと同様、歯肉の形態を手術をせずに変えることができますが、BTAテクニックとの大きな違いは、手術を伴わず退縮し下がった歯肉を引き上げられることが特徴です。BTAテクニックは手術を伴わずに歯ぐきのラインを揃えたり、内側に並んでいる歯を外側に揃えたりすることができるのが特徴です。 
そして両者とも、成功した時は、従来の補綴方法では不可能であった厚みのある安定した歯肉が下がりにくい、健康な歯肉を得られます。
  せっかく入れた高いセラミックスのかぶせ物、1~2年もたず継ぎ目が見えてきたりすると残念ですよね。 両テクニックとも、長期にわたり、歯ぐきが下がって、補綴物の継ぎ目が出たり、ブラックマージン(黒い線)が出たりしにくくなります。
(全ての状況の歯に可能なわけではなく、条件などが揃っている、適切なメンテナンスをしている必要はあります)

 BTAテクニック、BOPTテクニック、症例に応じた使い分けをすることにより、さらに提供できる審美歯科の適応範囲が広がりました。

 BTAテクニック以上に工数がかかるため、相応の加算料金が必要です(5級修復1.5万円からかぶせ物で最大7万円程度)が、導入キャンペーンとして、症例数限定で、通常のハイグレードセラミックスクラウンの料金と同額にて施術いたします。(ただし各種条件がございます。詳しくはお問い合わせください)

B.O.P.T.Japan代表の鈴木久史先生と当院技工物を作製していただいている森技工士と
セミナー前日は八重洲の会議室でBTAテクニック・スペシャルセミナーの運営委員会があり、審美歯科BTA研究会・坪田会長から発売直後の著本をいただきました。
サイン入りです。