開院1周年!

京都府木津川市城山台の西歯科クリニックの院長の西です。

2016年3月8日に開院し、本日、無事開院1年を迎えました。

ご来院くださる、患者さん、頑張ってくれているスタッフ、サポート頂いている業者さんの方々、そして、理解し助けてくれる家族のおかげと感謝しております。

ありがとうございます。

 

今日より受診していただいた方先着順に、ささやかではございますが、プレゼントをお渡ししております。

 

今後も、研鑽し、さらなる良質な歯科医療をご提供できるよう頑張って参ります。

これからも、西歯科クリニックをよろしくお願いいたします。

 

                        西歯科クリニック 院長 西   治

 

審美補綴関連のセミナーに参加してきました

木津川市城山台の西歯科クリニック 院長の西です。

日曜日、東京に審美歯科補綴関係のセミナーに参加してきました。

私も参加させていただいているBTA研究会を主催し、日本歯科審美学会理事で理事をされておられる、坪田健嗣先生、古谷彰伸先生のお誘いもあり、イタリアより来日された、Dr.Ignazio LoiのBOPTテクニックという審美歯科補綴に関するセミナーに参加してきました。

補綴物(被せ物、クラウン)における軟組織(歯肉)へのコントロールを主眼としたテクニックについての講演で、BTAテクニックと同様、これまでの補綴学の常識と言われていたこととは異なるアプローチから成功を導いたテクニックについての紹介です。単に綺麗な補綴物を入れるだけでなく、歯肉の形態も美しくということを念頭においたテクニックです。

これまで、私自身が「こうしたほうが、結果上手くいくように思う」と思ってしていたことが間違いではなかったという想いと、さらによりよい結果を得られるべくヒントを頂いてきました。

これまたBTAテクニックと同様、概念を理解した歯科技工士さんの協力が必要であり、今すぐ導入できるというわけではありませんが、応用できるところはすぐにでも取り入れて行きたいと思います。

このテクニックを応用したインプラントの講演も含め、朝9時から18時まで、濃いセミナーでした。

インプラント治療については、無事提供できる体制が整うまでは、当院ではまだ患者さんに対して提供はしないというスタンスであり、現在はインプラント治療は行っておりませんが、CTも設置しており、簡単な相談であれば応じることも可能です。

当院でのインプラント治療ご希望する声が増えましたら、導入の前倒しもしていこうかと考えております。

 

BTA研究会に参加してきました

日曜日、東京にて、坪田式BTAテクニック研究会に参加してきました。

日本で審美歯科を牽引しておられる、坪田健嗣先生(日本歯科審美学会理事)が開発された、審美補綴のテクニックの勉強会です。

(BTAテクニックについて、詳しくはこちらをご覧下さい http://www.forum-dental.com/bta/ )

 

一昨年の高松市で行われた日本歯科審美学会のシンポジウムでの坪田先生の発表を拝見し大きな感銘を受け、すぐに勉強会への参加をお願いいたしまして、以後、勉強会に加えていただいております。

従来では難しかった歯肉のラインをそろえることができるだけでなく、歯周病にも強いという画期的なテクニックです。他にもいろいろな応用テクニックも開発されていっています。

本年の日本歯科審美学会での最優秀発表をBTAテクニック関連の発表が獲得するなど、技術的な評価もされつつあります。

現在、BTAテクニックに対応した歯科技工所が関東以外にはほとんどなく、関西でも広められるよう、関係者のご協力をいただきながら進めてまいる所存です。

事前予約のお願い

こんにちは。木津川市城山台の西歯科クリニック 院長 西です。

連日、ご予約をたくさんいただき、ありがとうございます。

当院は予約制となっておりますので、前日遅くや当日などの急なご予約や、アポイントのない突然のご来院の場合、予約の患者さんの合間や空き時間などに診察をさせていただくようにしておりますが、時間や人員の都合上、全てに応えることは難しく、また診察させていただきましても、応急処置や現症と今後の方針などの説明で当日の診察を終了させていただくことになってしまうことも多くございます。可能であれば処置させていただいておりますが、やはり以前よりご予約いただいている患者さんを優先させていただかざるを得ません。 急な強い症状の時は、できるだけ早く診させていただけるよう、スタッフ各員努力しておりますが、少しでも早いご予約をいただけますよう、ご了承とご協力をいただけましたら幸いです。

また、ご都合悪くキャンセルされます時は、お早くご連絡をいただけますと、次回の振り替えも取りやすいだけでなく、当日の急な症状の患者さんをそのお時間にご来院して処置することができるようになるなど、当院としても大変助かります。

よろしくお願いいたします。

マウスピース型小児矯正装置の例 1

木津川市城山台、西歯科クリニックの院長、西です。

 

マウスピース型小児矯正装置(MFT、筋機能療法装置)は、当院でも開院時より導入しております。 当院では、オーストラリアのDr.Farellが開発したT4K、マイオブレースと、岡山の大塚先生が開発された、プレオルソの2種類を症例に応じ使用しております。

ワイヤー(針金)等を使う、いわゆる成人矯正は現在行っておりませんが、子供の成長は待ったなしですので、小児矯正装置については使用しております。(成人矯正については近年中に開始予定ですが、現時点ではいつからとはまだご案内できません)

矯正治療はすぐに結果が出るものではありませんが、開院して半年経ち、ぼちぼちと成果も見えてきました。

一例をご呈示します。

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右側の写真が術前で、前歯部の反対咬合(受け口)を主訴に来院されました。

プレオルソを使用し、約二ヶ月後が左側の写真です。

その間、患者さんも頑張って装着してくれました。

無事、反対咬合は改善されました。歯並びについてはまだこれからですが、お母様も気にされておられた受け口が改善して一安心されておられました。

 

今後も、ブログを通して症例をご紹介していこうと思います。

 

日本口腔インプラント学会に参加してきました

木津川市城山台の西歯科クリニックの院長、西です。

9月17日、18日とお休みをいただきまして、衛生士の西有紀江と、名古屋で開かれました日本口腔インプラント学会・学術大会に参加してきました。 臨時休診とさせていただき、ご迷惑をおかけいたしました。 私が大学の口腔外科の医局に入局後、発表のために出席して以来、時々欠席しながらも毎年学術大会には参加しております。

当院では現在、インプラント治療は行っておりませんが、今までの勤務先でインプラント治療は行っておりましたし、近年、インプラント治療には必須と言われるようになったCT撮影装置も導入しておりますので、近い内には当院でも導入を予定しております。

インプラント治療は「植える」ことよりも、その維持メンテナンスが重要であると、近年のテーマから強く実感いたします。 当院でも導入にあたり、メンテナンス体制の整備を同時に勧めなければならないとの思いを強くし、会場を後にしました。

「子供の歯が生えてくるのが遅い」というご相談

木津川市城山台の西歯科クリニック院長の西です。

開業してまだそれほど間もない当院ですが、タイトルのような相談をされる親御さんが結構おられます。

 

周りのこども達と比べて、遅いのではないかと心配される気持ちはよくわかります。ですが、大きい子、小さい子がいるように、成長は個人個人の差が大きく、同様に歯の萌出も個人個人の差が大きいものです。

「いつか生えてくる」とゆったりとした気持ちで待つことも必要です。

歯の生えるところを触って(歯槽堤)、膨らみがあれば、そこには歯がありますので、ゆっくりと出てくるのを待ちましょう。

生えるのを早くする薬や方法はなく、ただ見守ることしかできません。そのうち出るよとゆっくり構えましょう。

 

ただし、以下の場合の時などでは何かの問題がある生えてきていない場合があります。

1.反対側の同じ歯は生えているのに、一本だけがなかなか出てこない。

2.生える場所を触っても、中に歯があるような膨らみがない。

以上の場合は何らかの原因があり生えてこない可能性があります。

1の場合は、歯が生えるスペースがなかったり、腫瘍性の病変が邪魔をして出てこないことがあるため、精査をし、原因があるならばそれを取り除けるか検討します。

2の場合は、単に遅いだけの可能性もありますが、もし歯がなかったとしても、無い歯を作る薬や方法はこれもありません。ゆったりと成長を見守り、無いことによる不都合があるようなら、それに対応する処置を検討します。

どちらの場合でも、確認のためレントゲン写真を撮ることがありますが、小さいお子様の場合、レントゲン撮影はたいへん困難で、撮影できないこともよくあります。

 

永久歯への生え替わりも同じく、個人個人の差が大きいものです。

焦らずに。 待ちましょう。

ただ、永久歯への生え替わりの場合は、何かしらの原因の存在が疑われますので、あまりにも遅い場合はご相談ください。

当院では「歯科外来診療環境体制」の認定を取得しております

西歯科クリニックは、厚生労働省より「歯科外来環境体制加算施設」として認定されました。

当院が、診療時の清潔な環境の提供、院内感染対策、救急時の安全対策、安全管理などについて、国が定める基準を満たし、申請することにより認定されるものです。

これからも、安全・安心な診療環境を提供できるよう努力してまいります。

なお、厚生労働省が定める施設基準は以下のようになっております。



1 歯科外来診療環境体制加算に関する施設基準

(1) 偶発症に対する緊急時の対応、医療事故、感染症対策等の医療安全対策に係る研修を修了した常勤の歯科医師が1名以上配置されていること。

(2) 歯科衛生士が1名以上配置されていること。

(3) 患者にとって安心で安全な歯科医療環境の提供を行うにつき次の十分な装置・器具等を有していること。

ア 自動体外式除細動器(AED)
イ 経皮的酸素飽和度測定器(パルスオキシメーター)
ウ 酸素(人工呼吸・酸素吸入用のもの)
エ 血圧計
オ 救急蘇生セット(薬剤を含む。)
カ 歯科用吸引装置

(4) 診療における偶発症等緊急時に円滑な対応ができるよう、別の保険医療機関との事前の連携体制が確保されていること。

(5) 口腔内で使用する歯科医療機器等について、患者ごとの交換や、専用の機器を用いた洗浄・滅菌処理を徹底する等十分な感染症対策を講じていること。

(6) 感染症患者に対する歯科診療について、ユニットの確保等を含めた診療体制を常時確保していること。

(7) 歯科用吸引装置等により、歯科ユニット毎に歯牙の切削や義歯の調整、歯の被せ物の調整時等に飛散する細かな物質を吸収できる環境を確保していること。

(8) 当該保険医療機関の見やすい場所に、緊急時における連携保険医療機関との連携方法やその対応及び当該医療機関で取り組んでいる院内感染防止対策等、歯科診療に係る医療安全管理対策を実施している旨の院内掲示を行っていること。