木津川市城山台 西歯科クリニック 院長の西です。
院長が6月に日本歯科放射線学会の認定医試験を受験してきました。
これまで、「准認定医」としての認定は受けておりましたが、さらなるステップアップとして、認定医試験に挑戦してきました。
放射線医学全般の知識と、読影レポート作成能力が問われる試験です。
このたび、合格通知と認定医の認定証が発行され、認定医と登録されました。
(院長は他にも日本口腔科学会加盟の学会としては、日本顎関節学会・専門医、日本歯科審美学会・認定医 を取得しています)
読影レポートは放射線専任医師であれば常日頃作成する、所見や臨床診断、鑑別診断、追加検査の助言などを特定の様式により報告する書類です。画像診断能力だけでなく、周辺医学や類似疾患の知識も必要とされます。
長らく在籍した口腔外科時代から、レントゲンによる診断・画像診断医の所見の閲覧などは日常的にしておりましたので、それらの背景があってのこと思います。
しかし、レントゲン画像のみで正確な診断というのは難しく、大学の教授レベルでも正診率(正しく診断できた確率)は50%程度と聞いたことがあります。 レントゲン画像からだけの診断では、正確な診断は大変難しいものです。
問診やこれまでの既往、他の症状などの所見を合わせて診断率は向上しますので、診察の際は、客観的な情報として正確にお伝えください(主観に基づく情報は逆に診断に悪影響が出ることがありますので、あくまで客観的な情報をお願いいたします)